2023年9月度『建物の修繕と工事業者の選び方』
9月度の大家さん塾は、二部構成で行われました。
第一部は実際にあった修繕事例の原因などを、
皆様で推理していく形でした。
取り上げた事例は「飲食店テナントで床が傷んでしまった」ケースや、
「建物下の駐車場で謎の雨漏れが発生した」ケースです。
発生当時は原因解明に苦労し、原因が分かった際は驚いたものです。
第二部は、先日台湾を訪問した際の見たこと、感じたことなどを
報告として行いました。
経済発展が目覚ましい台湾の半導体工場などを視察し、
規模の大きさなどに驚きましたが、不動産業に携わる者として、
やはり目が向かうのは台湾の不動産事情です。
建設中の分譲マンションに「首付6%」の看板、これは「頭金6%」
という意味だそうです。言われてみれば納得ですが、
一瞬考えてしまいますね。
また、台湾では日本と同じように、単位に「坪」が使われています。
日本との関わりが長かったこともあり親日ですし、
このようなところからも親しみを感じますね。
◎次回 2023年 10月度 大家さん塾
『 築年数が経過しても高稼働を行う管理のコツ 』
10月14日(土)18:00〜19:30
場 所 : 小倉商工会館
2023年8月度『賃貸経営に関わる税金・相続税の仕組みなど』
まだまだ、今しばらく厳しい残暑が続くこの頃です。
8月度の大家さん塾は、「賃貸経営に関わる税金・相続税の仕組み」
としたテーマで大家さん塾を開催致しました。
今回は講師として、株式会社フォー・ユー 代表取締役 藤井淳一氏を
お招きしました。
相続は、人(被相続人)が亡くなった場合に、
その人が持っていた財産上の権利義務がその人と一定の関係にある人(相続人)に
包括的に継承されることです(民法882条、896条)。
2018年(平成30)年12月の国税庁「平成29年分の相続税の申告状況について」
によれば、2017年(平成29年)に発生した相続においては
下記のようになります。
●相続財産の金額(平成29年)
全体 16兆6,928億円 (100%)
土地 6兆 960億円 (36.5%)
建物 9,040億円 ( 5.4%)
(土地建物の合計 7兆円(41.9%)
これに対して、コロナ禍を経験した令和3年の状況をみてみますと、
下記のようになります。
●相続財産の金額(令和3年)
全体 19兆6,794億円 (100%)
土地 6兆5,428億円(33.2%)
建物 1兆 133億円 ( 5.1%)
(土地建物の合計 7兆5,500億円(38.3%)
相続財産の中で土地と建物の占める割合を合わせると、
平成29年が41.9%、令和3年は38.3%を示しております。
相続への対策・対応を考えるに際、土地・建物の占める割合は
大きな部分となります。
土地の有効活用や売却、あるいは、不動産の分割や納税を考える際、
不動産に関する知識や経験が必要になりますが、
今回はさらに踏み込んで生命保険を絡めた有効な対応策なども
学びました。
◎次回 2023年 9月度 大家さん塾
『 建物の修繕と工事業者の選び方 』
9月22日(土)18:00〜19:30
場 所 : 小倉商工会館3階
2023年7月度『賃貸経営で工夫をしたこと事例』
先週は小倉祇園祭りで小倉駅周辺は祇園太鼓で、
賑やかにお祭りが催されていました。
まだ梅雨明けがされていませんが、本格的な夏は今からですね。
今回の会場はいつもと少し変化して、
JR小倉駅内のコワーキングスペースの会議室で行いました。
7月度の大家さん塾は、「賃貸経営で工夫をしたこと事例」
としたテーマで 行い、大家さん塾メンバーであります
松尾知道さんに講話をして頂きました。
松尾さんは山口県で仕事をされ、
同時に賃貸経営を行っています。物件を関東地区にも
所有されております。
賃貸経営をされるキッカケや、遠方においても
賃貸マンションの管理がスムーズにできるコツなどを
お話しして頂きました。
そこには実は内助の功が大きいことも、
参加の皆さんで話題になりました。
◎次回 2023年 8月度 大家さん塾
『 賃貸経営に関わる税金・相続税の仕組みなど 』
8月18日(土)18:00〜
場 所 : 小倉商工貿易会館
2023年6月度『大家さん塾・納涼会!』
6月度の大家さん塾は、納涼会を兼ねて行いました。
場所は小倉北区船場町の井筒屋近くの、
皆さんと食事をしながら、日頃の賃貸経営のお話しで話題は
尽きませんでした。
今回特に盛り上がったテーマとしては
『北九州の銘菓』についてでした。
福岡県の銘菓として全国的に認知度が高いのは
「博多通りもん」や「ひよこ」などがありますが、
「北九州の銘菓と言えば何だろう?」というわけです。
「栗饅頭」「めんべい」など人気かつ王道的な商品の
名が挙がるなか「鐵平糖」や「ネジチョコ」の話しが
持ち上がりました。
ご存知の方も多いかと思いますが、
どちらも官営八幡製鉄所関連施設が2015年に
ユネスコ文化遺産として認定されたことをきっかけに、
作られた土産菓子です。「鐵平糖」はその名の通り
「鉄の味」がする金平糖で初見のインパクトは抜群ですし、
「ネジチョコ」はボルトとナットの形をしたチョコレートで、
本物同様に組み合わせることもできる精度と質感がユニークです。
どちらも「鐵の街」北九州のイメージを遊び心満載で表現している
お菓子だと思いますので、北九州のお土産の新定番として
私たちも広めていけたら良いですね。
私たち賃貸アパート・マンションを所有する物件を通して、
その物件の所在する地域社会に根差していることが考えられます。
地域社会の一員としていろんな銘菓や名物のアイディアを
考えてみるのも面白いかもしれませんね。
◎次回 2023年 7月度 大家さん塾
7月22日(土)18:00〜
場 所 : 調整中
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